市場価値の「時価」と「簿価」|社内評価と市場評価は一致しない

自分の市場価値って、どう考えればいいのでしょうか。実は、企業における「簿価」と「時価」で考えてみると、すっと分かりやすくなるんです。

📌 この記事のポイント

  • 簿価とは、その会社の中で積み上げてきた実績や経験、役職…
  • 一方、時価とは「市場から見た自分の価値」である
  • ここで重要なのは、簿価と時価は必ずしも一致しないということだ
目次

簿価=社内評価、時価=市場評価

簿価とは、その会社の中で積み上げてきた実績や経験、役職、評価などをもとにした「その会社から見た自分の価値」のこと。長く在籍して、成果を出し、社内で重要な役割を担っていれば、当然ながら簿価は高くなっていきますよね。

一方、時価とは「市場から見た自分の価値」です。今の自分を他社が評価したら、どれくらいの条件で採用したいと思ってくれるのか。どれだけの企業が、自分の経験や能力を必要としてくれるのか。これが市場価値、つまり時価に近いものなんです。

ここで大切なのは、簿価と時価は必ずしも一致しない、ということ。

社内では高く評価されている人でも、他社ではその経験がそのままは通用せず、市場価値がそれほど高くない——そんなケースもあります。逆に、社内ではまだ十分に評価されていなくても、他社から見ると希少な経験やスキルを持っていて、高い条件を提示される人もいるんですよね。

さらに、時価にはもう一つ大きな特徴があります。それは「変動する」ということ。

市場が変われば、求められる人材も変わります。AIやデジタル化が進めば、それに対応できる人材の価値は上がっていく。一方で、これまで高く評価されていたスキルが標準化されれば、希少性がなくなり、時価が下がることもあるんです。

時価は変動する|上げ続ける人材へ

だから、キャリアを考えるうえで大切なのは、単純に今の会社で評価されているかどうか、だけではないんです。

「自分の会社では、自分はどのように評価されているのか」という簿価を見る。そして同時に、「今の自分を、市場はどのように評価するのか」という時価も見てみる。

そして、本当に意識したいのは、時価を一度上げて終わり、ではなく、変動する市場のなかで時価を上げ続けられる人材になっていくことではないでしょうか。

簿価は、これまで積み上げてきた自分の評価。

時価は、市場から見た現在の自分の評価。

まとめ

キャリアとは、簿価を積み上げるだけではありません。市場の変化を捉えながら、自分自身の時価を上げ続けていくこと——。あなたも、その両方を意識してみませんか?

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次